この11月はスーダンでは選挙登録月間です。
来年の総選挙を控え、18歳以上の選挙権を持つスーダン人は生まれ故郷か現住所かのどちらかで11月中に選挙人登録をする必要があります。
しかし、当初スーダン政府や国連機関が想定していたよりも、選挙人登録はスムーズに進んでいないようで、その状況を危惧したのか、南部スーダン大統領であるサルバキール氏は突然今週水曜日から一週間をPublic Holidayにしますと宣言し、その間に南部スーダン人は故郷に戻って選挙人登録をするように…とメディアを通じて発表しました。
ただえさえ、年末に向けて様々な予定と業務が立て込んでいるこの時期に、「一週間も休みになるのか…」と驚いたのですが、この選挙人登録が2年後のレファレンダム(南部スーダンの独立を問う住民投票)の定足数のベースとなることから、南部スーダン政府は選挙人の登録数を増やすことに必死なんででしょうね、と事務所のスタッフとも話していました。
すると、その2日後に、Public Holidayを一週間設定するというStatementは間違いでした、という発表が南部スーダン政府から出され、木曜からは通常通りの業務が突如再開されたのです…
大統領のStatementが間違ってましたって…
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