前スーダン大使から伺った事なのですが、世界中でエチオピアと日本にだけ神話に起源を持つ皇帝/天皇がいるとのこと。
いろいろ調べてみると、確かにエチオピアは紀元前10世紀ごろにシバの女王(※エチオピア・スーダンのあたりを統治していたという説あり。この名前は旧約聖書にも記述あり。)とイェルサレムのソロモン王との間に生まれた子メネリク1世が建国したという言い伝えがあります。その後、1974年に最後の皇帝ハイレ・セラシエが殺害され帝国は終焉を迎えたため、約3,000年続いた歴史に幕が降ろされたわけですが…
日本の天皇の起源は天照大御神という説がありますので、そういった意味で共通点があると言えます。
この共通点を見つけてのことなのか、1930年代(第二次世界大戦前)には両者の間で縁談の話もあったとのこと…結局、当時エチオピアに対する領土的野心のあったイタリアに縁談の話は阻まれたらしいのですが。
南部スーダンでもたくさんのエチオピア人が活躍していて、Queen of Sheba(シバの女王)という美味しいエチオピア料理のレストランもあります。
このレストランの名前。エチオピアの起源だったんだなぁ…
岩をくりぬいてつくられた教会@ラリベラ
タナ湖の教会の内部の壁画
タナ湖の教会とベル(左下)
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