今週は中国大使館のレセプションに参加しました。
数多くの政府関係者、ドナー、PKOに参加する中国人、そして中国の民間企業の人たち(石油関係、建設関係、通信関係等)が参加する華やかなパーティー。
大統領のかわりにパーティーに出席した南スーダン情報省の大臣は、お祝いのスピーチの中で、「中国は建国してから62年。南スーダンは建国してから2カ月と2週間。中国のことをおじいちゃんと呼んでもいいですか?」と話し、会場の笑いを誘っていました。
中国大使のスピーチの中では、南北和平合意後、中国がいかに南スーダンに貢献してきたか(1,000本以上の井戸の建設、PKOの医療・施設部隊の派遣等)が語られ、中国と南スーダンの良好な関係がアピールされました。
パーティーに参加している中国人の数をみると、南スーダンにどれだけ食い込んでいるかが分かります。ほとんどの方が英語を話さないのですが、それでもビジネスが成り立つということなのでしょう。
私が話をした建設関係の会社の現地代表の方は、10以上の中国の建設会社が現地では工事を受注中で、未だ受注していないけれど現地でのビジネスに関心を示している中国の建設会社は数十とあると話していました。そういえばスーダンの空港で中国の人に「何か建設関係の仕事があれば教えてください」と突然声をかけられたことがあったなぁ。やっぱりバイタリティが違います。