「もうすぐメロンの美味しい季節になりますね~」とローカルスタッフと話していた時のこと。
「オンドゥルマン(首都から北に少し行ったところにある地域)には貧困層が多く住んでいるから、メロンを丸ごと一つ買えない人たちのためにOne sliceでメロンが売られているらしい」
すると、メロンだけでなく、タバコは一本から売られているのは当然で、その他にも、オシャレに敏感な女の子のためにヘアクリームは一回分から、匂いを気にするスーダン人のために香水もOne push分から売られていることをローカルスタッフが教えてくれました。全部を買うことができない人たちに小さく分けて売ることによって、これまでビジネスのターゲットではなかった人たちがビジネスのターゲットになっていく…最近、貧困層(Bottom of Pyramid: BOP)に対するビジネスをどう展開していくかという議論が日本でも盛んですが、こういうところにビジネスのヒントは隠れているのかもしれません。
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