2010年6月19日土曜日

目に見える変化

今日、ジュバ-ハルツーム間の飛行機に乗ったところ、1年前に初めて乗ったときと比べて、見違えるほど機体とサービスが進化していて驚きました。


1年前に乗ったときには、機体は古いし汚いし、食事はパサパサのパンといつ揚げたかわからない油だらけのお肉がでてきて、頭上の荷物入れにはふたがなくて紐だけで(バスの荷物入れみたいなイメージ)…

でも今日は、キレイな機体で、スチュワーデスもやさしくて、食事もパスタが出され、頭上の荷物入れにももちろんふたがついていました。

同じ会社のサービスとは思えない変わりよう…(※でもやっぱり席は自由席ですが。)


ケニア航空も今月からジュバまで飛行機を飛ばすようになり、競争が激しくなって、飛行機のサービスが全般的に向上しているのでしょうか。


昔、インドの担当をしていたときも、2年ちょっとの間で飛行機のサービスがかなり向上したことを覚えています。


はじめの頃は、待合室で飛行機を待っていると、掲示板の表示がいつの間にか「Delay(遅れます)」になっていて、何時間も待たされた挙句、掲示板の表示が最後には「Cancel(欠航)」にかわったものの、何のアナウンスや説明もなく…航空会社に怒鳴り込んでも、謝罪も言い訳もなく…結局、夜中に車で4-5時間かけて移動したこともあります。

でも、私がインド担当を離れる頃には、新しい航空会社がどんどん入ってきていて、インドでは珍しいミニスカートをはいたスチュワーデスも現れ(※インドでは足をみせることがタブー視されます)、飛行機もかなり時間通りに飛ぶようになり、また、「遅れること」について謝罪をするようになりました。


このように飛行機事情ひとつとってもその国の変化を肌で実感することができます。


ジュバもこうやってどんどん変わっていくのでしょうか。


2006年ごろはテントが事務所や住居だったそうなので、そしたら今のコンテナでの生活やプレハブの事務所は大きな進歩ですよね。


ジュバは今街中至るところで道路や建物の建設ラッシュなのですが、きっと数年後には穴だらけの土道や3階以上がない建物群が懐かしくなるのかもしれません。


南部スーダンも内戦が終結して6年目に入り、少しずつ南部スーダンなりに「ふつうの国」に近付いてきているのでしょうか…


1年前に乗った飛行機の機内(上)と今日乗った飛行機の機内(中)、ジュバの工事中の道路(下)



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