ロシナンテス(スーダンで医療活動を行う日本のNGO)は医療活動だけでなく、サッカーを通じた青少年の育成事業もやっています。
そのコーチを務めていた方(Mさん)が、奥様の異動の関係でスーダンを去られるということで、送別会に参加しました。
「川原さん、サッカーで何かできませんかね?」から始まったロシナンテスのサッカー事業。
女子のスーダン・ナショナルチームの育成や少年サッカー教室を通じて、サッカーの技術だけでなく、チームワークの大切さや礼儀、がんばることの意義を伝え、スーダンの次世代育成に貢献されました。
「僕にはサッカーしかありません…」と涙ながらにMさんは語っていましたが、私からは、サッカーを軸に国際協力に邁進するMさんの姿はとても素敵に見えました。
国連で働く奥様のお仕事の関係でスーダンにいらっしゃったMさん。奥様のスーダン赴任を通じて得られたスーダンでの一期一会から育った芽を大事に大事に育てて大きく花を咲かせ、サッカーを通じて多くのスーダン人や日本人の心を動かしたMさん。
「どこにいくか」「どの組織に属するか」ではなく、今自分のいる場所でそこでの出会いを大切にしながら生きることの素晴らしさをMさんの姿からは感じました。
次の奥様の赴任地はインドということで、ぜひ「クリケットの国インド」でもサッカーを通じた国際協力に邁進してください!
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