ジュバのある中学校では40人以上のストリートチルドレンが生活しています。
その大半は、男の子…
彼らをサポートしている中学校の先生に話を聞いたところ、男の子の家族はその男の子が結婚するときには、ダウリ(日本でいうところの結納金)を支払わなければならず、経済的には大きな負担となることから、貧しい村では男の子が見捨てられてしまうという現状があるということ。
女の子であれば、結婚するときには家族はダウリ(結納金)を受け取れることから、女の子の方を大事に育てるインセンティブが家族には働くようです。
標準的な家のダウリであれば、牛10頭(またはそれに相当する現金)程度。また、その他にも弓矢やヤギなどをセットで贈るという風習が南部スーダンではあるようです。
ストリートチルドレンを支援するためには、ストリートチルドレンに対する教育や職業訓練の機会の提供だけでなく、農村の貧困という根本的な問題を解決することが必要です。そうでなければ、都市に流れ込んでくるストリートチルドレンの数を減らすことはできません。
ここでも緊急支援的アプローチと開発的アプローチの両方をうまく組み合わせて支援することが求められています。
◎ジュバの市内を移動する牛の大群~重要な財産である牛はダウリとして花嫁の家族に引き渡されます。
◎農村の子どもたち
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