2010年8月6日金曜日

プロフェッショナル

先々週は南部の地方都市アウェイル、ワウへ出張。

先週はケニアの首都ナイロビに出張。

今週はスーダンの首都ハルツームに出張。


…と久々に出張が続きました。何度飛行機&プロペラ機に乗ったことか…


やっぱり自ら動くことによって「発見」「出会い」「収穫」はかなり増えます。

どんなにインターネットや携帯電話網が発達しても、Face-to-Faceでしか得られない情報や見えない事情、そして伝えきれない思いというものは確実にある…


このようにしてバラバラにかき集めてきたパズルのピースをどう組み合わせて一枚の絵を描いていくか…

ここは我々「援助屋」の腕の見せどころといったところでしょうか。


「頼まれたらついついいいよって言ってしまうんだよね」

「何でもできることがあれば言ってください」


こういった前向きな周辺国のサポートにどれだけ助けられたことか…


何もリソースのないこの地(南部スーダン)で何かを始めようとすると、「できない理由」や「失敗する原因」はどれだけでも挙げることができます。

リスクが高すぎるので行動を起こさない方がいいという意見が支配的…


それでも、この地でたくましく生きて自分たちの生活を良くしていこうと思いながら行動を起こしている人たちがいる中で、「全部」はサポートできなくても「何か」はサポートできるはず…


こうして「可能性のかけら」を拾い集める作業は今日も続きます。



「(プロフェッショナルとは)やらない言い訳をしない人、ただえさえ難しい仕事をやらない言い訳をするとただえさえ難しいミッションがさらに困難になるのですね。それをせずに改善するための方法を考えて実行するのがプロフェッショナルだと思います。」

日本紛争予防センター事務局長 瀬谷ルミ子より



◎南部スーダンの地方空港(赤土の滑走路とプロペラ機。※建物は一切ありません。)

◎プロペラ機から見える風景

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