2010年11月13日土曜日

蜘蛛の巣くぐって…

南部スーダンのジュバ近郊で実施中の生計向上のプロジェクトの中間評価で、事業対象地域をいくつか視察。


今年は雨が多かったおかげでたくさんの収穫があったよう…

来年のために今年の収穫物を様々な方法で保存する農民たち。


村の中は、あちらこちらに農民の知恵がいっぱい。


林の中をくぐりぬけていくと、キャッサバ畑にたどり着いたり(なんでこんなところに畑をつくるのかと思いきや、ヤギ対策なんだとか)。

ドラム缶を貯蔵庫として活用していたり。

ナツメヤシでお酒をつくって貯蔵していたり。

風を利用して豆の中から不純物を取り除いたり。

即席で鶏が卵を産む場所をつくっていたり。


どれだけいても飽きない…


ある村では、雨期で陸路が使えないので畑に案内してもらうのに船に乗った。

小さい木の船だったのでひっくり返らないようただ祈るばかり…

調査を通じて、メイズ、ソルガム、ゴマ、キャッサバ(改良種含む)、オクラ、ハイビスカスなどいろいろ見分けられるようになった。


水をしばらくやらなくてもぐんぐん育つキャッサバは、乾燥地帯のアフリカだけでなく、出張の多いうちの職員のホームガーデンにもお薦めだと専門家に言われた。

東京の都会のベランダでも育つかな。

帰国したら試してみたいことのひとつ。



◎村を訪問するときの道路

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