今週の月曜日に教育省に行ったとき…
教育省の周りにいつもより警察官が多いな…思いきや、ちょっと前にジュバ大学の学生によるデモがあったとのこと。
学生の要求内容は、クリスマス休暇でHometownに帰るための交通費を支給しろ!というもの。
確かに、南部スーダンでは、大学生には寮(住むところ)と食事は政府が提供することになっていますので、それがベースになると、交通費も政府が当然支給するもの…という考えに行きつくのでしょうか…
一方、南部スーダン政府教育省。
現在2か月分の給料の支払いが遅延しているとのこと。
クリスマス休暇前でいろいろ出費がかさむこの時期に、手ぶらでは帰省できない…と多くの職員が給料の支払いを待っています。
話は変わってうちのスーダン人職員。
2人の職員は家族がウガンダにいるため、スーダンポンドでもらった給料をどうやってUSドルに変えるかということに必死です。
やっぱりスーダンの通貨(スーダンポンド)はなかなか高く買ってもらえないようですし、隣国では両替は難しいようです…
また、うちのドライバーは家族が地方都市にいて、小さな子ども3人が彼の帰りを待っています。
「子供たちへのクリスマスプレゼントは買った?」と聞くと、「たくさんの欲しいものリストが送られてきたよ。新しい靴、服、ケーキ、そしてソーダ…」と嬉しそうに話し、12月分のお給料を大事そうに持って帰っていきました。
南部スーダンにはキリスト教徒が多いため、クリスマスは一大イベントのようです。
長い内戦が終わった今、それぞれの人たちが心温まるクリスマスを過ごせますように…◎ジュバのナイル川沿いのレストランにあるクリスマスツリー
2 件のコメント:
えりさーん☆
モコです!!
にわかクリスチャンの日本も、綺麗な(無駄な?)ネオンが光り輝くクリスマスでした!
メールで教えていただいて以来、いつもブログ読ませていただいてます♪
とっても勉強になります!
これからもスーダンから沢山の貴重な情報を送ってくださいね!
またメールします★
モコちゃん★
メッセージ、ありがとう!
年末年始はスーダンで過ごしたので、モコちゃんたちとネパールで過ごした年末年始を思い出して懐かしくなっていました。
ネパール組ともいろんな形でつながっていられるのがとても嬉しいです。
またみんなでカマルさんを囲んで会いたいね~
^-^
今年もよろしくお願いします。
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