緒方理事長が先月ハーバード大学で講演を行いました。
そこで理事長は、(「日本では一般的に人道援助については理解を得やすいものの、開発援助については中長期的な取り組みが必要であり成果がすぐに目に見えないことから理解を得るための努力が必要」と話しつつ、)「現在のグローバル化が進んだ相互依存の世界では、国際協力は、共生のための生存手段である」とのメッセージを発信されました。
日本にいるとなかなか外とのつながりを実感することは少ないかもしれませんが、アフリカのスーダンのような国にいても日本とのつながりは日々実感します。
街中を走っている車はほぼ日本車で、そのうちのかなりの数が日本から輸入している中古車です。
ラジオからは日本のニュースも流れてきます。
そして、藁ぶき屋根と土壁でできた家が乱立するところから、大都市東京まで2回飛行機を乗り継げば2日もかからずに到着します。
私たち日本人が望むと望まざるとに関わらず、私たちは確実にいろいろな形で他の世界と繋がって(connected)いる…
「共生」という思想と、それを実現させるための行動が今の時代ほど必要とされるときはないかもしれません。
◎緒方理事長の講演の概要
http://www.jica.go.jp/topics/2010/20100430_01.html
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